QBPについて

九州インターネットプロジェクト設立趣意書

インターネットは、それによって接続されているホスト数、運ばれる情報量、伝送能力(伝送容量)など、その規模を示す指標の観点から見て、引き続き拡大を続けています。
これまで長い間最も大規模な通信ネットワークであった電話網と比較して、インターネットはそれが運ぶ情報量の点で凌駕してしまいました。
そして、音声、画像などのディジタル化が進む中、インターネットのマルチメディアネットワーク化への期待が寄せられています。
さらには、インターネットは社会基盤としての役割をも期待されるほどに重要な役割を担いつつあります。
これらのことによって、インターネットの量的な特性ばかりでなく通信品質という質的な特性に対し多くの関心が向けられるようになってきています。
しかし、上記のような期待に応えるための新たなインターネットを実現するためには、まだ多くの技術課題を残しています。そして、多方面に渡るさらに多くの人材を必要としています。
電話網とインターネットが決定的に異なる点は、インターネットが種々のサービスを提供可能であるばかりでなく、電話網は電話サービスを提供する組織がネットワークを構築していたのに対し、インターネットはそれを構築する組織と、それを用いてサービスを提供する組織は異なる可能性があります。
したがって、ネットワーク構築に関する技術に関し、インターネットサービスプロバイダー、アプリケーションサービスプロバイダ−、ベンダー、ユーザの連携が大変重要であると考えられます。本プロジェクトにおいては、技術者、研究者の情報交換ならびに自由な議論の場を提供するとともに、既存ネットワークや実験ネットワークを活用し、マルチメディア情報サービスに対応した新たなネットワーク作りに必要な種々の技術の研究開発ならびに実証実験を行い、これらの世界標準化への寄与をめざすとともに、あわせて新規ビジネスの創出、発展、人材育成を図るものであります。
以上の趣旨のもと、発起人一同は、「九州インターネットプロジェクト」の設立を提案し、インターネットをはじめとしたネットワーク関連技術の進展、ならびに新規ビジネスの発展、人材育成に寄与することを目指し、関係企業、機関の方々のご賛同とご参加を賜りますようお願いするものであります。